軟骨骨折時は帯を締めている方がラク!?着るだけで正しい姿勢が自然と保てる着物

上方舞のお稽古に通うお弟子さんが、あばらを強打し軟骨骨折をされました!病院での診察では時間薬と言われたそうで、ひたすら骨がくっつくのを待つばかり…。少し痛みがマシになったので着物をを着てお稽古に来られたのですが、第一声が「洋服より着物を着ている方が断然ラクで、しかも痛くないんです!」と。

締めている帯が胴体のコルセット代わりになり、自然と正しい姿勢が保ちやすくなるんですね!猫背になると骨折している軟骨を圧迫するようなり痛くなりますし…。着物を着る方がラク♪という体験は新鮮かもしれませんね。

あと、締めている帯に体をゆだねてよりかかるようにすれば、背もたれがなくてもラクにいられます。

腰痛の方なども、帯を締めている方がラクだと聞いたことがあります。

そういえば、長時間座ってる観劇などでも苦痛はなく逆にラクです。

開放的な洋装もいいですが、コルセット代わりになる帯を締める着物もラクになるということです!帯が苦しくて着物が苦手…というイメージが持たれがちですが、着付けの仕方で苦しくなくできますよ。

 

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miwako iai

大阪出身八尾市在住。デザイン事務所や広告代理店を経て、今は家業を手伝いながら好きな“きもの”もお仕事にしています。洋服も好きだから、きもの&洋服ライフを楽しむ日々。日本舞踊を15年お稽古したり、伝統芸能にも興味あり。日本の美しさを大切にしていきたいです。