「風呂敷」の名前の由来は銭湯からきてるらしい!

いつも銭湯へ行く時にタオルや着替えを包んで持って行くのに使っている「風呂敷」。着物をはじめ、お稽古時の小物などを包んで持ち歩くのに普段からとてもよく使っています。ふと、なんで風呂敷って言うのん?やっぱり風呂に関係してるん?と調べたところ、その名前の由来は「銭湯」と関係してました!

銭湯

室町時代、時の将軍足利義満が、大湯殿を作った際にそこへ招待された諸大名が、他の大名のものと間違えないように、衣服を家紋入りの布に包んできたのが由来だそうな!もともとは「平包み」と呼ばれていたこの布、湯上りのバスマットや、床に敷いて使ったことから「風呂敷」と、呼ばれるようになったそうですよ〜〜〜!トリビア〜〜〜!

銭湯に風呂敷包みで行っていた自分は知らずと室町時代の風習を真似てたんや!とまたまた感動。。。数百年も前から使われ現代にいまだ残っているものは、本当に便利で無駄がないな〜と実感です。

<おまけ情報>脱衣所のカゴの形が関東と関西では違っていたようです。関東が丸型であるのに対し、関西は四角。
これは、京都を中心に着物を羽織る機会が多い関西ならではの心配りだそうです。着物って畳むと四角になりますもんね!

 

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miwako iai

大阪出身八尾市在住。デザイン事務所や広告代理店を経て、今は家業を手伝いながら好きな“きもの”もお仕事にしています。洋服も好きだから、きもの&洋服ライフを楽しむ日々。日本舞踊を15年お稽古したり、伝統芸能にも興味あり。日本の美しさを大切にしていきたいです。