着物でお出かけ 淡路島を着物でめーいっぱい楽しむ1日 “旅成金in淡路人形座” その1
淡路島にある国指定需要無形民俗文化財「淡路人形座」へ着物で出かけました♪こちらでは淡路人形浄瑠璃が公演されていて、郷土の古典芸能の魅力が伝えられています。
着物は祖母からのお下がり。アンティークな可愛い小紋。裄が短くて舞の時には着にくいので、お遊びの時に出動します♪お遊びの時には半襟もおしゃれします。ちりめん地のほっこりした感じがアンティーク着物に似合うな〜と。
ちなみに、半襟は両面テープでちゃちゃっと貼っつけてます。
淡路人形座は、文楽が大好きなので一度は訪れてみたいな〜と思っていた劇場でした。
淡路島の南端にあり、大阪から車で約2時間くらい、無料駐車場も30台ほどありました。
「芝居小屋」という雰囲気が味わえ、着物もよく似合う場所でした。
客席数180席ほどの小規模劇場。舞台がとても近くて演者さんを身近に感じられるのが嬉しいです。
今回「旅成金in淡路人形座」という特別公演の1部へ行ってきました!
チケットがなかなか取れないと噂の「神田松之丞さん」もご出演。江戸の方なのでなかなか上方ではお目にする機会がなく、今回初めて聴けるのが楽しみでした。
文楽では忠臣蔵の五段目、山賊に身を落とした“斧定九郎”が刀で斬りつけ金を奪い取る残酷な場面を上演し、
神田松之丞さんは、その斧定九郎を演じた“中村仲蔵”という役者の半生を語る…という企画でした。
松之丞さんの語りは約50分という長い時間でしたが、一気に引き込まれ、あっという間に終わりました。
畳み掛けるような語り、絶妙な間、空気感…夢中になりました。
まくらもなく、お辞儀をしたかと思うとすぐに語りはじめ、あっという間に終えて去っていく姿はかっこよかったです。
まんまと彼の魅力にハマって悔しい〜〜〜!けどまた聴きた〜〜〜い!という気分でした。
もう一人、夢中になったのが落語家の「滝川鯉八さん」。今回初めて聴きました。
新作落語専門だそうで、今回の噺は「ニキビ」。
ひやっとする内容で大丈夫か?と思ったまくらでしたが、“ニキビ”という題材と、鯉八さんのキャラクターと話術で和まされ、いつのまにかディープだった伏線が絶妙に代わって、最後はめちゃめちゃ面白く!ニキビ最高〜
いっぱい楽しんでお腹も空いたので、地元の方に教えてもらった「ぐりるエイト」さんへ。
カウンター席で目の前にある鉄板で名物の玉ねぎや、めちゃくちゃ柔らかいお肉を焼いてもらい、淡路島グルメに舌鼓♪
サイドメニューの玉ねきフライも甘くて美味しかったですよー。
こちらのご主人が、今日観た人形の主づかいの方と同級生だそうで、こぼれ話なども聞かせてもらいました♪
その2へ続く〜。
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miwako iai

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